きみとぼくと立体。


Wiiの新作『ぼくときみと立体。』を購入。
1,000Wiiポイント(1,000円)だった。

『Dの食卓』で有名な飯野賢治が関わっているという作品。

彼は過去にも『3DO』で『宇宙生物 フロポン君(ワープ)』という落ちゲーパズルをリリースしていたので、パズルゲームは初ではないようだ。

といっても今作がパズルゲームかというとそれも疑問になる。
ゲームの内容は至ってシンプル。
画面上に表示されたキューブに向かって“ニンゲ”という人型の生物を投げて乗せる。
キューブの上に乗るとキューブが傾きだすので、落ちないようにバランスを保つ。
指定された人数をキューブの上に乗せればクリアというもの。

実際はこんな単純ではなく、全てのキューブに乗せなくてはいけないというルールがあったり、変わったキューブも出てきたりと細かいルールはあるが、大雑把に説明すると上記のようなゲームだ。

遊んだ感想だが、適当にやっていても進めてしまうのだ。
テクニックが必要なのか疑問に思えてくるくらいサクサク進む。
何せ“ニンゲ”が落ちてもペナルティはマイナス5秒だけという。
“ニンゲ”は時間内であれば何匹でも投げれるので、次第にクリアとなる。

ただ、つまらないというわけでもないので気になる方や、興味の有る方は購入してみては如何だろうか?
1,000円だし安いんじゃない?

このゲームどこかで見たことあると思ったら、『IQ』や『XI(サイ)』に似ている。
また雰囲気は『REZ』でお馴染みの水口哲也が好みそうなゲームデザインである。
こういう雰囲気嫌いではない。
“ニンゲ”ではなくピクミンにしたらもっと売れたのではないだろうか? 違うか?

こちらWiiショッピングチャンネルより購入が可能。
WiiWare作品なのでダウンロード専用となる。

『きみとぼくと立体。』公式サイト


ゲームデザイナーの仕事 プロが教えるゲーム制作の技術ゲームデザイナーの仕事 プロが教えるゲーム制作の技術
著者:前田 圭士
販売元:ソフトバンククリエイティブ
発売日:2008-01-26
おすすめ度:4.0
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